【剣盾S22 最終893位】壁ゼルネアス構築
S16の記事を見ていただいた皆様、今回も来ていただきありがとうございます!初めましての方は初めまして!紫香らきといいます。
S22お疲れ様でした!簡単ではありますが今シーズンの構築を投稿させていただきます。
【構築経緯】
ダイマ無し禁伝環境ではダイマによるHP増加が無いことから、高い火力で無理矢理突破、という動きが以前より通る環境に感じました。また、S16のように壁構築を使いたいなーと思い、壁で攻撃を耐えてのジオコン→ひたすら殴る動きが強そうに感じたため、禁伝枠にゼルネアスを採用することにしました。
壁要因としては、相手の悪戯心による妨害を回避しつつ先制で壁を貼ることができるオーロンゲ。
上2体では鋼タイプや(剣舞持ち)ゴリランダーに弱いため、これらに強く、自身も壁下から積みエースになれるウルガモス。
ゼルネとガモスでは突破が厳しい輝石ラッキーの処理やステロあくびが面倒なカバルドンを牽制ができるゴチルゼル。
上のポケモン達だけでは炎タイプへの打点が皆無なため炎への打点が必要でした。スカーフ岩石封じなどでゼルネやガモスの展開の阻止をしてくる霊獣ランドにも強く出られることからスカーフ水ウーラオス。
最後に、ウルガモス一体ではザシアンが不安だったのと、相手のゼルネ+メタモンに勝てるポケモンとしてメタモンを採用して完成しました。
【個体紹介】
ゼルネアス@パワフルハーブ
特性:フェアリーオーラ
207(44)-×-135(156)-185(140)-119(4)-140(164)
技:ムーンフォース きあいだま ドレインキッス ジオコントロール
H - 16n-1
HB - A特化ザシアンのきょじゅうざん+でんこうせっか(+1)確定耐え
S - 最速ウオノラゴン抜き
C - 余り
禁伝枠。ジオコンを積んで殴れば大体のポケモンがぶっ飛びました。壁とジオコンの相性はやはり良く、その後のドレインキッスで積んでいる際に受けたダメージを回復しながら戦えるのも非常に強かったです。ナットレイなど鋼タイプをよく出されるため気合い玉を採用したのですが、しっかり当ててくれました。最高。
ジオコンを積めば強いものの、吠える や吹き飛ばしなどの退場技持ち(スイクン、ガモスなど)や くろいきり 持ち(ドヒドなど)、メタモンがいる場合には無理に積まないように注意しました。
裏ですなかきウオノラゴンを受けるのが大変なため、最速までケアして努力値を振っています。
ウルガモス@ラムのみ
特性:ほのおのからだ
160-×-86(4)-187(252)-125-167(252)
技:ほのおのまい サイコキネシス ギガドレイン ちょうのまい
第2のエース。ゼルネが苦手とする鋼タイプ(ドランは除く)を中心に舞ったり殴ったりしました。壁があればムゲンダイナや黒バドにも応戦できるため、非常に心強かったです。
壁下で主に使うため耐久面はなんとかなると思い、タスキを持たせずラムのみをとりあえずで持たせてみましたが、ラグのあくびやドヒドなどのどくどくを気にせず舞ったり戦ったりできたため、そこそこ便利に感じました。
触れた相手を何度も火傷にしてくれたため、ゼルネもガモス自体も非常に戦いやすい状況を作ってくれた最強の虫でした。
特性:かわりもの
155(252)-×-×-×-×-×
技:へんしん
ロンゲの壁展開時のザシアンの剣舞を許さないやつ。ウーラオスにスカーフを持たせていたのと、ふとうのけん や剣舞によるステータス上昇を維持+技をこだわらないことでザシアンの裏のポケモン全般にも強く出たかった点から、こだわりスカーフでなくタスキにしました。タスキは壁構築で特に恐い不意の急所にも心強くて安心でした。この子自体は一度も急所に当たりませんでしたが
初めはパーティに入れずに壁+ウルガモスでザシアンを見ていましたが、入れた後の対ザシアン軸の勝率は間違いなく上がったと思います。
また、ゼルネ+メタモンなど相手の選出にもメタモンがいそうな場合は、できるだけ早めに自分のメタモンを展開することで相手のメタモンに変身させないように意識しました。
ゴチルゼル@カゴのみ
特性:かげふみ
177(252)-×-161(252)-115-131(4)-85
技:アシストパワー コスモパワー ちょうはつ ねむる
対受けループ最終兵器。受けループのパーティが出てきたら出そうと思ったものの、受けループとはほとんど当たらずあまり出しませんでした。とはいえ、ロンゲが倒れた後に出されるとステロあくびが面倒なカバの選出の抑制には一役買ってくれたと思います。
持ち物はこだわりアイテムでも良いと思いましたが、トリックで1ターン消費するより壁がある内に早めに積んだ方が良いかと思いカゴのみにしています。
流行に遅れたとかそんなことは…
特性:ふかしのこぶし
176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
技:すいりゅうれんだ インファイト れいとうパンチ どくづき
スカーフ枠の熊であり、このパーティ唯一の炎タイプに弱点をつけられるポケモン。ガモスとメタモンの刺さりがかなり悪いときにちょこちょこ出しました。ハチマキの方が多いためかスカーフを警戒されることは少なかったように感じ、こちらの上をとっていると思って出してきた相手のガモスをすんなり倒したこともありました。
スカーフを持ったダルマやウオノラゴン、ランドの上をとれたり、威嚇を無視して水流連打を打てたりするのが強いと思いウオノラゴンから変えましたが、選出率の低さもあってかこれらのポケモンと対面することが少なかったです。要検討の枠。
オーロンゲ@ひかりのねんど
201(244)-141(4)-110(196)-×-111(44)-83(20)
技:ソウルクラッシュ ひかりのかべ リフレクター ちょうはつ
※別シーズンで使った時から努力値を変えずに使ってしまいました。
H - 50n+1
BD - DL調整、できるだけ防御高め
S - 4振りバンギ抜き
S16からの唯一の続投である壁張り要因。先制で壁を張ることができるのがやはり強いのと、クレッフィと違い挑発で相手のステロや不意の変化技に対応できるのもかなり良かったです。
ソウルクラッシュは特攻ダウンによる裏の積みのサポートとしても優秀な点がイカサマとの大きな差別点の1つだと思っています。イカサマを打つ相手の一匹として剣舞ザシアンがいますが、裏にメタモンもいるためそこまで気にしませんでした。
ソウルクラッシュをバンギに打ったところ、脱出パック持ちだったため何もせずに帰っていったことがありました。
努力値を直さずに使ってしまいましたが、スカーフオーガの潮吹きを耐えたりはできたので支障が来たるレベルで弱いわけではなかったです(ザシアンは無理)。
【選出】
基本選出:ロンゲ+ゼルネ+ガモス
・ザシアン軸:ロンゲ+メタモン・ゼルネ・ガモスの中から2体
・受けループのムゲンダイナ軸:ロンゲ+ゴチルゼル+ゼルネorガモス
・日食ネクロ軸:ロンゲ+メタモン・ゼルネ・ガモスの中から2体
・水ウーラオスは相手のパーティへの刺さり次第で色々な相手に選出
【重い相手】
・日食ネクロ:積む前から固い上に、コスモパワーを積まれると恐ろしい要塞になってしまいどうしようも無いです。アタッカー型であれば勝てる場合も。
・化身ボルト:ロンゲの挑発やガモスのラムはあるが、挑発してもボルチェンで逃げられる上、たくさん積んでいない限りこちらからはワンパンできないので先制電磁波の餌食になります。
・原種ファイヤー:メインアタッカーのゼルネとガモスの2体とも有効打が少なくてしんどいです。その上マジカルフレイムでこちらの特攻を下げ、ウーラオスで殴ると火傷にしてくるので非常に厄介に感じました。あまり出くわさなかったため助かりました。
【最後に】
拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
半年ぶりにはなりますが、なんとか最終3桁台に乗ることができて非常に嬉しかったです!今後はレート1900以上なども目指してさらに頑張っていきたいです。
twitter:@sgrk_poke_oto
【剣盾S16 最終879位】壁を盾に 日食ネクロズマ軸
みなさん初めまして、しがらきと申します。
剣盾S16お疲れ様でした。
初めて最終3桁に入ることが出来たので、構築記事を書いてみたいと思います。
記事を書くのも初めてのため見づらい点があると思いますが、最後まで見ていただけると幸いです。
【構築経緯】
竜王戦ルールの環境をよく知らないため前シーズンはザシアンを使っていましたが、もともと壁を利用したパーティを使うのが好きで、この環境でも使ってみたいと思っていました。そこで、流行りのザシアンに強めな上、物理・特殊ともに耐久が保障されており、弱点保険の発動や積み技で多くのポケモンに強く出ることができそうに感じたので日食ネクロズマを採用しました。
壁役を誰に任せるかですが、①確実に壁を貼れる、②相手に起点作りをできるだけさせないための挑発持ち、の2点を重視してオーロンゲにしました。
壁があってもカイオーガ軸に対して厳しいことが多いので、ウッドハンマー持ちの鉢巻きミミッキュを採用。
物理受けに強い特殊が欲しいのと日食ネクロの刺さりが悪いときのエースとしてサンダー、
ステロ撒きや岩石封じ、いかくによる日食ネクロのサポートに霊獣ランドロス、
メタモンのコピーを含めた相手の日食ネクロや黒バドレックスなどに強い一撃ウーラオスを採用しました。
【個体紹介】
特性:プリズムアーマー
204(252)-198(20)-148(4)-×-130(4)-126(228)
S - S+1で最速エースバーン抜き
禁伝枠。元の耐久が高く、特性による抜群ダメージ軽減も合わさることで、壁があると龍舞や弱手保険発動から不利対面でも強引に突破できることもあります。
とはいえ、弱点保険持ちの日食ネクロはメジャーなため、相手に弱点保険ケアをされて発動しない試合もしばしばありました。また、火傷や麻痺になると一気にボロボロになるため、鬼火や熱湯、電磁波を持っている可能性のあるポケモンに対しておびえながら戦うこともありました。そのため、持ち物をラムの実にしようか迷いましたが、発動したときの抜き性能を重視して弱点保険にとどまりました。
技構成ですが、サイコファングの枠を初めはフォトンゲイザーにしていました。しかし、ダイサイコとして使うときに特殊技の扱いをされて火力が大きく下がるのが嫌だったためサイコファングに変えました。結果としてヌオーに弱くなりましたが、ミミッキュやサンダーで一応なんとかしました。じしんもロックブラストに変えようか少し検討しましたが、ダイアースによるD上昇や日食ネクロミラーに強くなれるところからそのままにしました。
オーロンゲ@ひかりのねんど
特性:いたずらごころ
201(244)-141(4)-110(196)-×-111(44)-83(20)
技:ソウルクラッシュ ひかりのかべ リフレクター ちょうはつ
H - 50n+1
BD- ダウンロード対策した上で物理耐久最大
S - 4振りバンギ抜き
壁張り枠。悪戯心による先制壁張りや挑発の安心感は非常に大きかったです。竜王戦ルールの環境では起点作りのポケモンが増えたような気がしたため、先制挑発による起点回避が重宝しました。
先制壁張りで存在が薄くなりがちですが、ソウルクラッシュの確定Cダウンもかなり優秀で、日食ネクロのサポート役として大きく活躍してくれました。
日食ネクロが不利な相手の時でネクロを出さないときも、代わりのサンダーを壁下で強引に通すためよく選出しました。
ミミッキュ@こだわりハチマキ
特性:ばけのかわ
131(4)-156(252)-100-×-125-148(252)
技:じゃれつく シャドークロー トリック ウッドハンマー
カイオーガ+耐久重視の羽休めや怪電波持ちのサンダー(+ナットレイ)が戦いづらかったため、初手脳死こだわりトリックによる行動制限や相手のスカーフ没収は、こちらのサンダーや日食ネクロを通すのに非常に便利でした。また、トリック後もオーガに対してウッドハンマーを打ったりして負担をかけられました。
カイオーガ軸以外にも、鉢巻きによる突然の高火力や受けポケモンへのこだわりトリックは奇襲性能が高く、使い心地は結構良かったです。
まもるや身代わり持ちの相手に隙を見せたくなく、ダイサイコによる先制技封じ対策もしたかったため、ゴーストダイブやかげうちでなくシャドークローにしています。
鉢巻きを持っているので火力重視にしようと意地っ張りにしてますが、最速カイオーガやBWキュレムなどを抜かせた方が戦える範囲が広くて良いと思うので陽気推奨です。
サンダー@いのちのたま
特性:せいでんき
166(4)-×-105-177(252)-110-167(252)
技:10まんボルト ぼうふう ねっぷう はねやすめ
よくいるアタッカー型の珠サンダー。このパーティ唯一の特殊アタッカーなので、日食ネクロが倒しづらい物理受けポケモンやウーラオス入りへの選出率が高かったです。また、ミミッキュと組んでカイオーガ軸のパーティや、日食ネクロが重い黒バドレックス、イベルタル入りなどのパーティに対してもネクロの代役としてよく出していました。
日食ネクロを出さないときは壁下のダイマで攻撃を無理矢理耐えて相手を強行突破しました。壁は便利。
特性:ふかしのこぶし
176(4)-182(252)-120-×-80-163(252)
技:あんこくきょうだ インファイト ふいうち カウンター
襷+確定急所+先制(+カウンター)で日食ネクロを中心に広い範囲のポケモンを見れた、対面優秀ポケモン。
相手の日食ネクロ軸を中心に積極的に選出したかったのですが、自分の日食ネクロにネクロミラーで強めな地震を覚えさせていたことや、ステロで襷を潰されていると相手の日食ネクロに負ける可能性が十分にあったことから選出することが少なかったです。
霊獣ランドロス@オボンのみ
特性:いかく
196(252)-165-156(252)-×-101(4)-111
技:じしん がんせきふうじ とんぼがえり ステルスロック
ロンゲで処理しきれない分のネクロサポート枠。物理型のネクロをメインで動かすため、襷カウンターで倒されることがあるのがなかなか厄介でした。そのため、襷(+カウンター)をされる危険を感じたときなどに選出しました。また、ロンゲとザシアンの対面では壁張りの間にザシアンに何をされてもきつかったため、ザシアン軸にも出しました。ステロ+岩石封じはカバルドンでも同様に動けるのですが、威嚇を使える点を評価して採用しました。
しかし、環境にそこそこいたガラルヒヒダルマやマンムーと初手で対面するとほとんど何も出来ないので、相手のパーティにいた時は出すのを控えました。
【選出】
※かなり大まかな選出です。
基本選出:オーロンゲ+日食ネクロ+サンダーorウーラオス
襷カウンター警戒orザシアン軸:オーロンゲ+日食ネクロ+ランドロス
カイオーガ軸、受けループ:オーロンゲ+ミミッキュ+日食ネクロorサンダー
黒バドレックス軸、イベルタル軸:オーロンゲ+サンダー+ミミッキュ
【重い相手】
・ジガルデ:先に積まれると止められません。
・メタモン:壁もダイマも切れ、ボロボロの状態でラストの一匹に出されるときついです。
・霊獣ランドロス:何かの隙に剣舞を積まれると厳しいです。壁や挑発で急いで対応。
【終わりに】
最後まで読んでいただきありがとうございました。
記事の編集に不慣れなため、見づらいところがあったかもしれませんが、何かの参考になれば幸いです。
4月以降は忙しくなりそうなので対戦が十分に出来ないかもしれませんが、時間を見つけつつ上位に向けて頑張っていきたいと思います!
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